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カムカバーパッキン?タイミングベルト?その2

今回のブログは前回の続きです

具体的にどの部分のオイルシールが×なのか

12万km走行されてる車輌なので、全てを疑いたくなり・・・

そしてある程度の試験を試みました。

結果ですが

エンジン右側、カムのオイルシールIN側、EX側共に×
I/Cシーケンシャル切り替えようの弁×
更にクランクエンドシールからもにじみ確認
インテークマニホールド下、ブローバイの配管からダダ漏れに

別件ではウォーターポンプ×

この車輌ですが 購入されたのはつい最近
10万km越えで中古車店で購入

10万km越えなので、購入時タイミングベルト交換を伝えたのですが、販売店側はあまりやる気なく、そのままでの納車になったとお聞きしました。
この車輌、外観は極めて綺麗な極上状態
ところが「・・・・」なのです。

私自身も、中古車店で働いていたことがありますので、中古車店が入荷した車輌をどの様に仕上げるかはわかっています。エンジンルームも当然清掃します。
当然オイル漏れ後や水漏れ後は完全に綺麗にします。必要箇所は普通ならなおします。

今回の車輌はなおされず、清掃だけなのです。
外観が綺麗だから売っちゃったって感じですね。
間違いなく販売業者側はわかっていたのだと思われます。
タイベル交換をいやがっていたのは、その他の部分に問題がある事を事前に承知していたので、どれだけの費用がかかるか把握していたと十分に思われます。

まぁこんな感じで・・・・
ちょいと悲しく感じます・・・

今回、直す場合ですが
タイミングベルト交換、タイベル交換に伴い、カムプーリー脱着、カムフロント側オイルシール交換、オイルポンプ交換、ウォーターポンプ交換、ミッション脱着クランクエンドシール交換、ブローバイ関係のゴム管、弁等の交換・・・・etcこんな感じになります。

全てのオイルシール類が壊れた原因ですが、車輌に不適切なオイルまたは添加剤等の使用によりシール関係のゴムの弾力性劣化が原因となります。
この様に書くと、恐ろしいオイルがあるものだってなりがちですが、オイル交換時のメーカー違いでのブレンドなども考えられます。私がオイル交換する時は、出来るだけ時間をかけ、抜ききるように心がけてますが(それでも抜ききれないのですから)、回転率優先、時間優先のオイル交換作業だと当然抜ききるなんてムリですね。

まぁこんな感じのブログってことで

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