この作業は過去の作業写真です。
パルサールキノ平成一桁生まれの車輌です。
距離は以外にも5万km以下です
このルキノという車ですが、リア回り単純なリンクにひと工夫して、きちんとした上下動が出来る様に、工夫されています。
足回りがストロークした時に左(もしくは右)によっていったりしないようになってます
その反面、リンク構造が複雑になり、ブッシュへの負担が増加します。
動作をスムーズにする為、一番逃げの設けてあるブッシュが引きちぎれてしまってます。
走行距離は短くとも、ゴム部品は経年変化によりちぎれてしまったりします。
「低年式車輌でも、距離は乗ってないから壊れない」と言う公式は成り立たないものです。
とかく、足回りと言うと、ショックが抜けたとか考えがちですが、ブッシュ類も、ショックと同じだけ仕事をさせられてます。
どんな車も、必ずゴムのブッシュがたくさんあります。
この部分の見直しは実は効果覿面です。ショックの動きを支えてる回りのリンク類にも注目してみては?
スポーツ走行車両に限らず、ホントは手を入れてあげないといけない部分です。
忘れられがちなことなので、書いてみました