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8/19の続き 原因不明のハンチング車輌

ファイル 136-1.jpgファイル 136-2.jpgファイル 136-3.jpg

GDB、B型スペックCです。希少車ですね
症状がでたりでなかったり・・・あれでもなけでば、これでもない・・・・

って奴の続きです

なんか尻切れトンボなブログになってたんで更に書いてみます。

8/19時点でハンチング発生の条件まで把握出来ました。

さてどの様にして

出たり出なかったりの症状を見つけたか?

安定してトラブルが出てくれれば、何が悪いのか、判断はつきやすくなりますよね

出たり出なかったり、必ず出る操作条件の発見から取りかかります。

具体的には自己診断機を装着して、ロギングモード

そのロギングしたものPCに取り込み、確認作業となりました。

症状が出やすい回転数は2700~4500rpmなので

その回転域でのハンチング発生条件を絞ります。

同じ回転数でも

アクセル開度によってセンサー類の出力値が全く違いますので

アクセル全閉なのか、全開なのか

ゆっくりアクセルを入れた時に出るのか、

いきなり全開にすると出るのか

等々、色々実験していきます。

ロギングデータを見ながら、どのセンサーがおかしな出力するか検討していきます。

結果なのですが、

第1弾の交換
ワンウェイバルブ:気密不良、クランクケース内に若干正圧がかかってしまう。
これはメカニカル的にブローバイのでかたで判断

第2弾の交換
圧力センサー:負圧から正圧切り替わりポイントで出力不安定
車輌から取り外し、外部から意図的に負圧正圧をかけてみても不安定
出力はされているので、エンジンチェックランプは点灯なし。
診断機のデータを読みながらの判断

診断機上では圧力センサーは正確に動作、しかしながら、別の症状発生
第3弾の交換
キャニスター制御用のソレノイド:閉開不安定
これはコネクターを抜いて、エンジンチェックを点灯させたままにし、回転の上下動を見るとスムーズにふけ上がる。

ここで、トラブルは全て解消されたのですが、解消後自己診断機の数値を見てると
・・・・・
そして最後にエアフロセンサー出力不安定が若干あり、
サーキット走行車両なので、交換としました

ブログなので、この程度って事で

実際の作業はもっと複雑怪奇な工程を踏んでます
ご参考程度ってことでよろしく

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