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GC8白2台っ

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2台とも修理で入庫です
1台はもともと入庫予定があった車輌です。
完全にパワステ死亡です。フルードがグレーです。新品フルードは通常赤色、劣化でどどめ赤、そして墨汁みたいになるのですが、フルード自体は赤っぽいのですが、黒っぽくなっているのではなく、グレーっぽいのです。金属片がフルードラインにばっちり流れ込んでました。初期症状時点で修理なさっていれば、そんなに多額の修理にならなかったと思われますが、あらゆる点検法でチェックすると・・・・「全部ダメ」って結論がでました。人間の病気と同じです。軽症のうちに治しましょう。現時点重症です。もう少しバラしてチェックしてみますが、恐らく全部だめでしょう。

もう1台は飛び込み。セカンドオピニオンとして来店頂きました。
結構「イイ感じ?」で水漏れです。冷却システムが理解出来ている方がオーナーさんならば、まぁだましだまし乗れると判断するレベルですが、某所で水漏れを確認、見積もりだけして自走で移動なさってきました。補充用の水もお持ちでありませんでした。
わたしの判断なのですが、トラブった時の運行方法をご存じ無い方に、そのまま自走で返してしまうのはどうかと思います。そのまま乗っていたら、間違いなくヘッドガスケット抜けます。

しっかしかっちょいいなぁ GC2台っ
ちょいオフセットさせて撮影してみました。

前回のブログに引き続き

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あまりに平穏な日々であまりネタがありませんでした。
スバル6MTがブローした時の写真が出てきました。
オイルポンプがある為ドーナツ形状の鉄粉取り用マグネットがついているのは当然なのですが、このマグネットの威力が強い為、ドレンを抜いて2~3mmの鉄片がわずかでも出てきた場合、マグネットで取り切れなくなったと考えます。
分解してみると、写真の通り、パン側にはわずかな鉄片(と、言うよりこのケースはわずかとは言えませんが)、ドーナツマグネットにはあふれきる鉄片となってます。

6MTの小さい方のドレンから、鉄片が出てきたら、おおむねミッションブローもしくは近々にブローすると考えて正解です。

たまにはこんなのも引き受けてます

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軽自動車のATがぶっ壊れたらしく、リビルトに換装します。
ここ最近、ミッション系に取り憑かれているらしく、ミッションの仕事がおおございます。
しかし軽自動車のミッションは軽くて楽です。

A/Fセンサー

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A/Fセンサーってご存じですか?
ここ近年のガソリン車はこのセンサーに依存して動いていると言っても過言ではありません。ガソリンが適量で燃焼されてるか?浄化されてるか?判断してます。完全に壊れてしまうとエンジンチェックランプが点灯しますが、壊れていなくても、センサーの感度が経年変化で悪くなったりします。燃費が悪い。逆に燃費がいい。出力がない。トルク感はあるがバンパーにススがつく等々・・・
写真は希薄燃焼過ぎる方向で感度が鈍くなってしまったセンサーです。この車輌の場合、触媒の前後に各役割をもったものが計2個あります。2個とも真っ白です。焼けすぎです。
エンジンチェックが点灯していなくても、自己診断機を取付、制御の状態をチェックすることが可能です。機械無しでは出来ない作業です。