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レガシィーBPターボ車 燃費が悪い?

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レガシィーBPターボ車のお客様 「最近燃費が悪い」と

エンジンチェックランプが点灯などはしてません

が、

色々お伺いした後、自己診断機にて検査してみると

あらら、補正関係のデータを見ているとおかしな数値変化の項目がありました。当店来店前にちゃんとDラーさんに相談なさってるんですがねぇ・・・。

リッチ(燃料濃)リーン(燃料薄)の表示を見てみると
本来なら、リッチリーンを繰り返してくれたりするのですが

なぜかECUのターゲット空燃比通りの動作しかしません。

結果、補正学習が全くされてない状況です。

車のECUは空燃比センサの数値を読み込み、補正学習するようになってます。車輌個体差に合わせた補正学習がされないと、燃費悪化、パワー不足、黒煙排気、突然のストール等々・・・

そこで、数日後(昨日なんですけどね)センサーを交換、エンジンに負荷を少々、その後自己診断機で数値をみると

はいっ、ちゃんと学習始めました。
完全な学習まではオーナーさんのある程度乗って頂かないと完全な学習は終了しません。

もう一つ付け加えますが、交換したセンサーは純正品です。
おこられちゃうかもしれないので詳しくは書きませんが、社外の安いの売ってます。おやめになられた方が無難です。

次回発売のクラブレガシィー誌56号3/26売にて、自己診断のキャンペーンを原稿として渡しましたので、ご利用ください。

自己診断機を持っていても、エンジンチェックを見る以外に、ちゃんと数値を読めて、理解してないと宝の持ち腐れですねぇ

最近自己診断機に頼りっきりっす
サーキットテスターでコネクター一個ずつ調べていた時代が少々懐かしいような・・・でも、丸一日かかってしまっていた事が、数分でわかってしまったりするのでメチャ重宝っ

10年選手のパルサールキノ 

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この作業は過去の作業写真です。

パルサールキノ平成一桁生まれの車輌です。
距離は以外にも5万km以下です

このルキノという車ですが、リア回り単純なリンクにひと工夫して、きちんとした上下動が出来る様に、工夫されています。
足回りがストロークした時に左(もしくは右)によっていったりしないようになってます

その反面、リンク構造が複雑になり、ブッシュへの負担が増加します。

動作をスムーズにする為、一番逃げの設けてあるブッシュが引きちぎれてしまってます。

走行距離は短くとも、ゴム部品は経年変化によりちぎれてしまったりします。

「低年式車輌でも、距離は乗ってないから壊れない」と言う公式は成り立たないものです。

とかく、足回りと言うと、ショックが抜けたとか考えがちですが、ブッシュ類も、ショックと同じだけ仕事をさせられてます。
どんな車も、必ずゴムのブッシュがたくさんあります。
この部分の見直しは実は効果覿面です。ショックの動きを支えてる回りのリンク類にも注目してみては?

スポーツ走行車両に限らず、ホントは手を入れてあげないといけない部分です。

忘れられがちなことなので、書いてみました

謎なオイル消費

日付、変わってますね

なので、昨日の作業と言うことで

異常にオイル消費が多いGDB A型・・・更に初期もの

すでに10年選手っすね

でも走行は距離は8万いってません

チェックランプがつくほどのオイル消費・・・

なんとなくって訳ではないのですが

とある部品を交換(実はストックパーツです)

これで解決されれば、OKっす

TURBO車には色々ありましてね

ごめんなさい 写真はなしです

たった一つの部品がNGでもおかしくなるものです

他、デフのバックラッシュも調整

調整後、意外なトラブルも発見

初期物って色々あんのかなぁって感じがしなくもないような・・・

後日、ブログに書くかもしれません

車、所詮、人が作った機械です。

なんか尻切れトンボな感じっすけど、今日はこの辺で

12万km走行のドライブシャフト

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久々のブログです。

BH5ターボモデル、12万km走行車両です

オイル交換で来店頂いたのですが、右側ドライブシャフトブーツの破れが発覚。急遽、修理です。
結論で言うと、12万km走行でドライブシャフトジョイント部分のガタがひどく、ブーツ交換ではなく、ドライブシャフトASSY交換となりました。

ここで、問題なのですが、1年以内に左側はブーツ交換されています。その際、ブーツ修理でなく、交換すべきだったと思われます。なぜなら、ガタがひどいからです。グラグラです。
昔の車はドライブシャフト内部の部品が出荷されたので、比較的ちゃんと治せたのですが、今時の車は部品が出ない為、ASSY交換に鳴る場合が多々あります。
左側のブーツ切れの際、「オーナーさんは安くなおしてくれ」とは言って無いそうです。ならば、交換すべきだった部分だと思います。恐らく時間の問題で、左側ドライブシャフトは異音を発するようになると思われます。二重の費用負担になるでしょう。
このブログでガタをお伝え出来ないのが残念ですね。

1~3枚目はブーツが切れた状態のドラシャです。
グリスが排気系に飛び散っており、発火の可能性もあります。
4枚目の写真は左側ブーツ交換の部分です。
バンドまき直しされているので、ブーツ交換されているのは一目瞭然でわかります。