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社外パーツの多くはあくまでも原材料??

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「社外パーツの多くはあくまでも原材料??」

ってタイトルにしましたが

写真の作業は社外の通称「ポン付けタービンKit」が装着されている車のダメ直しをしてます。

「エッ、ポン付けなんだから、Kitをそのまま取り付ければOKなんでしょ」って言われそうなのですが、

タービンKitの限らず、シャコチョウKitやあんなもんやら、こんなもん、大体の社外パーツは手を加えてやると

すごく◎になっちゃう場合や

手を加えてやらないと、あとあとしっぺ返しがくる物が
多々あります。

私はよく、社外パーツを食べ物に例えるのですが

「豆腐、そのままで食べる?薬味つかわね?」
「パスタ茹でずに食べる?茹でない?で、茹で加減って難しくね?」
「せんべい、普通はそのまま食べるよね」

そうなんです、社外パーツも、豆腐みたいにちょい手を加える物、パスタの麺は要作業テクニック、せんべいみたいにそのままいけるもの
って分けられます、一例ですがね

今回作業しているのは、やはり製品の特性上、全部完璧な商品でなく(恐らくコストの問題です)、数カ所、気を利かせてあげれば、ブローの危険性もあるタービンKitをより安定して安全マージンを上げ、且つハイパワーを持続出来る様にちょちょっと手を加えてます。作業車輌はサーキット走行をなさっている車なので、より安心してアクセルを踏んでいただけるようになります。

手間はかかるが小さなノウハウてんこ盛りにしてあげると、多くの市販パーツは潜在能力を100%発揮出来る様になります。
知識、経験、情報の入手、また入手した情報に対しての理解力、チューニングカー作る人には要求されます。
(偉そうな事言ってスンマセン)

まぁ、これから加工作業はじめるので、今日はこの辺で

ブレーキローター Before After

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レガシーBP、STiモデルブレンボ付き車両でブレーキ周りのご相談を受けました。(一般走行のみ車両)

ローター交換をDラーにて奨められ、私自身が見ても、交換が推奨な状態ではあります。ただ、ブレンボ装着車輌の純正品は極めて高価です。
(2010/08/15現在 1枚 品番26300FE000 \49,800税別、Notブレンボ車両だとだいたい\10,000以下)

ここで、純正品なのになぜこんなに高価なのかと言う話題は避けます。

そうなると、社外品となる訳なのですが、これまた調べて見ると、価格はピンキリです。(一般走行車両なので、純正と同タイプのローター装着が好ましく、2ピースなどは用いません。)
さて、なんで、こんなに価格がピンキリなのでしょう。
当店でもオリジナルローターを持っていますが、一般ユースの車両にはあまりお勧め出来ません。あくまでも、サーキット走行でのポテンシャル最優先にしてますので。
ピンキリなのは、鉄の材質違いです。

トタン屋根も鉄です
線路も鉄です
自転車のフレームでよく使われるクロモリってのも鉄です
ステンレスも鉄です

同じと思えるでしょうか?

日本の鉄製造技術は極めて高く、詳しく鉄を知りたければ、JISのハンドブックでも見て下さい。「まぁ、なんでこんなに鉄にも種類があるの」ってぐらいにイロイロあります。

更に、同じベース材料の鉄でも、ブレーキローターなどの場合、熱処理や薬品処理を施す物も多々あります。
安い材料、且つ、加工工程を最低限に・・・こりゃ安く作れます。
よって、極端に価格の安い物は「必要最低限の性能が純正以下」とお考えいただいてもさしつかえないでしょう。

ブレーキは走る凶器、車を安全に停止させてくれますし、ブレーキにまつわるテクニックは多々あります。最重要項目だと考えて下さい。
プロドライバーさんはブレーキに対する依存度が極端に高い方が多く見受けられます。
純正品は、コスト最優先の自動車メーカーにとって、最低限のレベル確保がされているだけの品です。ですから、社外品の中には、純正を遙かに上回る性能を保有した物もありますし、世間に安けりゃいいんだってニーズに応える格安品もあります。

そこで、今回は・・・・
重要なブレーキを純正以上のクオリティーにし、且つ、安く仕上げてみます。

ブレーキパッドは社外品で長寿命且つ高性能なものに変更。
ローターは見た目ではペケっぽいのですが、ディスクローター研磨機を用いリフレッシュさせてみたわけです。

写真はローターのBefore Afterです。

ローター研磨機は当店にありますので、ローター交換をお考えの方は是非ご検討下さい。
(尚、スリットローター、ドリルトローター、一部外車のブレーキパッド交換時にローター交換を推奨されている車はお断りする場合がございます。研磨に意味がないので)

視線に合わせて

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シフトインジケーターの取付です

DoLuckさん取扱のSHiFT-iです
http://www.do-luck.com/shift-i.html

ラップショットが見える通り、走行会仕様のロードスター

ドラポジに合わせるとこの辺なんだよねと

てなわけで、ちょちょっと加工

ドラポジに合わせて見える位置に取り付け

ロードスターなので、

オープン状態、急な雨天でも電気系トラブルが出ないように

防水コネクターを用いて取付しました。

コネクタを用いた取付なのでメンテナンス性も良好

配線がぐちゃぐちゃなんて事はありません。

メーターフードを外すと、まるで純正の様な取付状態に仕上げてあります。

夏期休業終了です

8/11~13夏期休業、いただきました。
お問い合わせ頂いたお客様にはご迷惑おかけしました。
8/14(土)より通常営業させていただきます。
宜しくお願いいたします