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デフネタ、数日前に書いたので、再び

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写真のデフは左から

インプレッサ6MT用ヘリカルLSD
インプレッサ6MT用シュアトラックLSD
インプレッサリアデフR160用シュアトラックLSD

ってな具合になってます

某所のブログで、「自動車メーカーさんって大変だなぁ」
なんて書いている私なのですが

ホント大変だと思います。

なんでって、走りを求めていくと機械式LSDっきゃないからなんです。
(か、アクティブコントロール、コストかかりすぎですね)

デフは
オープンデフ(差動制御なし)、多板クラッチ式(一般的に機械式LSDって言われてる物)、ビスカスLSD、シュアトラックLSD、トルセンLSD、ヘリカルLSD、いまじゃぁ忘れられてるかもしれないボールテックLSD、それにロック式
なんて数種あります。

トラックとかクロカン四駆にゃデフロック式(ON、OFF付き)、一部のドリ車はデフ内部を溶接してロックにしちゃたりとかあります。
まぁ、ロックに関しての話題は避けます

スポーツカーなるもの、本来の実力を出そうとすると、必然的に機械式LSDにたどり着いてしまうのですが、なにせ、オイル交換の頻度が増えるのと、どうしても多板式クラッチなのでバキバキ音が出やすいと、更に多板クラッチの摩耗によるメンテが必要と、まぁそれなりに手がかかります。

プロドライバーさんに言わせると、前後機械式LSDなくしてはインプレッサって言えないなんて言われてます。(サーキット走行の場合のことですけどね)

自動車メーカさんも機械式ってわかってるのですが、上記の問題もありいろいろ使い分け、理想の組み合わせを出そうと努力なさってます。
まぁマダマダ思うことはあるのですが、今日はこの辺で

追伸
インプレッサ6MT用ヘリカルLSDフロント用 3個
インプレッサ6MT用シュアトラックLSDフロント用 1個
インプレッサリアデフR160用シュアトラックLSDリア用 1個
上記、三種、ご入り用の方、ダダで差し上げます。
インプレッサ6MT用ATS製カーボンLSDフロント用 1個
8万円で売却します。
MAIL、当ブログでの交渉不可。直接ご来店のみ受け付けます。

新製品情報 Zowieパワーブレーキホース

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ブレーキホース、作ってみました。

適合は
インプレッサGDA、GDB、GDA、GGA、フォレスターSG5、SG9など

ステンレスメッシュホースにZowieカラーのマゼンダにカラーコーティング
そして、高性能を誇るステンレス製フィッティング
バンジョウボルトも削りだしステンレス製にしました。
ホース中間固定部分はあらゆる足回りに対応させる為スライド出来ます。

これだけステンレスをふんだんに使いながらナントお値段は
税込19740円です。

ゴム管ブレーキホースに比べ、カッチリとしたブレーキフィーリングになり、且つ、高耐久なステンレスを用いてますので、(おそらく)車の寿命より長いでしょう。

当店でご購入取付の方は
キャンペーン価格で
2010年9月末日まで
通常取付の場合、
 ホース交換工賃、エア抜き
  &自己診断機によるABSアクティブテスト
   &ブレーキフルード(ワコーズSP4 サーキット使用可)
で、税込45990を
税込40000円でやっちゃいます

ご入り用の方は電話でご予約願います

中古購入直後のアウディA4

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アウディA4、車検2年付き、中古購入直後の車輌の点検依頼がありました。
ちょちょっと試乗し、リフトアップして点検。
車検直後なのにも関わらず、交換しなければならない部分が数カ所ありました。本来なら・・・・車検に通らないはずの部分も・・・
絶対にばれたら車検NGです。さらにそのままにしていると危険部位でした。
該当車輌を販売なされた業者さん、綺麗に洗って、ごまかして車検合格さましたねって感じです。

写真はどうしても交換必要って感じではなかったのですが、試乗した感じ、リアショックの動きが左右で違うと感じ、更にリフトアップした際にダンパーから若干のオイルにじみが確認できたので交換してしまいました。
案の定、ガス入りのダンパーなのに、片側はガス抜けが起きており、試乗のとおりおかしな部分は的中しました。
厳密にはダンパーからのオイルにじみ、漏れも車検はNGなのですが、抜けきってしまうと出てこなくなってしまいますので・・・車検通っちゃったりしてしまうんですね。

試乗なんですが、実は100mぐらいしかしてません。
なのに発見出来てしまうのです。おかしいかおかしくないか壊れてるか壊れてないか、判断出来る基準があれば、意外にも発見できてしまったりするものです。

スバル系メインのチューニング屋ですが、こんな普通の修理&リフレッシュ作業も受け付けております。

中古LSD組み込み前に

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素性のわかっている中古LSD(クスコ製インプレッサGDBフロント用)です。

クラッチO/Hの依頼が入った車輌に、ミッション降ろしついでにインストールしちゃいます。

素性がわかっているのですが、該当車輌にはすでにリアにクスコ製LSDが組み込まれているので、それに併せて、イニシャル調整が必要となります。

イニシャル調整はざっくりだと0.1mm単位でとなるのですが、写真の用に大量のディスク板を細かく組み合わせて上げると、だいたいこれぐらいじゃなく、ドンピタ希望イニシャルにもっていけます。

O/Hに際して、0.1mmシム、0.2mmシムがあるのですが、私はなるべく調整シムを使わず、0.05mm単位でディスクを管理し、その中から組み合わせて希望のイニシャルにします。

今回は組立、測定、分解を8回ほどでやっと希望イニシャルになりました。元々、相当弱めに組まれていたいみたいで(恐らくストリート走行でのキックバック防止措置?)、一気にプレート厚を上げたら、いきなりバキバキな子に(笑)

しかし何年たっても、オーソドックスな機械式が一番ですね。
ヘリカル、シュアトラック、ビスカス・・・どれもイマイチですね。

4WDの場合、路面環境を限定してしまえばセンタービスカスが◎です。発熱も少なく、自動分配で安定してますしね。車輌自体の商品性付加価値向上の為に、色々くっつけられちゃったりしてますが・・・・。

スバル車のLSD、あといろんなFR車の組み付けに関しましては実績多数なので、「これからLSDを組みたい、O/Hされたい」という方は是非ご相談下さい。